ツァラオと申します。
私は10年ほどロックバンドのベースを担当しており、サラリーマンをしながらバンド活動してます。
「バンド活動について、工夫や苦悩を共有し合える場を作りたい」という思いから、ブログを書いています!
この記事はこんな人にオススメ
- 方向性は定めたものの似ているバンドが多そうで不安なバンドマンの方々
- 自分たちだけの強みを見出したいバンドマンの方々

自分たちのバンドの強みとは・・・!?
自分たちのバンドでないといけない理由が欲しい
リスナーの方々は、なぜ他のバンドではなく、自分たちのバンドを聴くのか?
この質問に答えるのはなかなか難しいと思ってます。
自分たちの作った曲がサウンド、曲構成、メロディーなどの面で他のバンドのある曲と似ることはよくあることだと思ってます。
しかし、サブスクリプションサービスや、YouTubeなどで色んなバンドを手軽に聞ける時代になっているからこそ、
自分たちのバンドでなければいけない理由がなければ、ファンを集めることが難しいと思っています。
競合のバンドと比べると見えてくる
同じ規模のライブハウスで企画をしている、雰囲気の似たバンドなどを分析していくと、
自分たちの強みが見えてきます。
活動費用・集客規模がほぼ同じくらいバンドこそ、そのバンドのお客さんも自分たちのバンドを聴いてくれるかもしれません。
メジャーのバンドではなくても、色んなバンドを漁って聴いてくれる人は貴重な存在です。
まずはそのような人に熱量を持って応援してもらうためにも、
同じ規模でライブしているバンドと差別化を測ることが重要であると思います。
競合のバンドの探し方は以下記事にも書いていますので、よかったらチェックしてみてください!
競合バンドと比較する際のポイント
差別化を考える上では、バンドの要素を分解して考える必要があると思います。
- 曲の構成、メロディー
- 演奏技術、(ボーカルがいれば)歌声
- ライブパフォーマンス
- 歌詞
- 見た目
- SNSでの発信内容
- バンドで伝えたいメッセージ・世界観
- メンバーの年齢・出身地
- 聴いてほしいリスナーの層 など
こんな要素に分解して、他のバンドとどう違うかを考えます。
似たようなヘヴィメタルでも、競合バンドの多くは革ジャンでロン毛の見た目だが、自分たちはストリート系のファッションをしている、などを考えてみます。
あくまでも参考情報にはなりますが、下記書籍では、差別化には3つの軸があると言われています。
- 手軽軸:早い、安い、便利
- 商品軸:最新技術、最高品質
- 密着軸:顧客をよく知っている
私の解釈として、商品軸と密着軸の違いは特に意識したほうがいいと考えています。
バンド活動に当てはめるとお客さんとバンドの距離間の違いになるかと思っています。
これまでいくつもの対バンさんと知り合ってきましたが、
商品軸なバンドといえば、演奏技術が圧倒的で、曲も迫力があったり緊張感がある雰囲気でした。
メンバーの見た目もカリスマ?のような感じが多かったです。彼らは、自分たちをよりよく見せるための演出、見た目、SNS活用を意識しているように見えます。
密着軸なバンドといえば、ライブ後のお客さんとの交流も欠かさず、SNSでもファンと友達のような親しさでコミュニティを作っていく姿勢を見てきました。
自分たちのバンドは3つの軸のうちどれに舵を切るべきかを考えるのもいいかもしれません。
今回は、バンドマンにとって悩ましい差別化について、紹介してみました。
他にもこんな方法がある!こんなことで苦労した!ということがあればぜひ共有し合いましょう。
ありがとうございました!
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