ツァラオと申します。
私は10年ほどロックバンドのベースを担当しており、サラリーマンをしながらバンド活動してます。
まだまだ大きな成果は出ていないバンドマンではありますが、
「バンド活動について、工夫や苦悩を共有し合える場を作りたい」という思いから、
ブログを書いています!
この記事はこんな人におすすめ
- MVを作りたいけども何からすればいいか分からないバンドマンの方々
- より効率的にMVを作っていきたいバンドマンの方々

どんなMVをどう作れば良いか、企画に困る・・・
MVは興味を持ってもらうために大切
自分たちの楽曲を映像作品として残すMVは、バンド活動において大切なものだと思っています。
まだまだ自分たちのバンドが知られていない時に、
MVを持っていると、YouTube経由で知ってもらう可能性もあります。
また、Twitterやinstagramのアカウントから、
MVのショートバージョンなどを見てもらうことで、バンドの曲を知ってもらうこともできます。
私個人としても、MVがあると、まだ自分たちのバンドを知らない人への宣伝がやりやすかったです。
映像作品を短くしたり、少し加工して別の作品にすることで、SNSの投稿のネタにもなります。
ブッキングの対バンさんにも、MV/PVを見てもらうこともあり、ライブ本番前に交流するきっかけになったこともあります。
また、バンドを始めたての頃は、MVを持っているバンドが多くはないため、
MVを持っていること自体が、ブッキングライブの対バンさんとの差別化に繋がると思ってます。
MVはお金と時間がかかり、無駄にできない
一方で、MVは10万円以上かかる場合もあります。
撮影スタジオや制作会社も関わってくるので、先々を見通して予定を押さえていく必要があります。
これだけお金と時間をかけたMVなので、良い作品にしたいですよね?
そもそもMVってどうやって形にしていくのか?私が実践してきた方法を共有します。
狙い通りのMVを作るための実践
私は、MVを撮影する前に、以下3つのステップで作品の企画と計画を整理しています。
- MVを作る目的を考える
- 曲の構成ごとにどんなシーンを取るか決める
- シーンごとにどこでいつ撮るかを計画する
MVを作る目的を考える
まずは、MVを作る目的を考えます。
目的は、「誰に向けて、何を伝えるか」を整理すると、便利です。
誰に向けてとは、仕事で疲れたサラリーマンなのか、恋愛で悩む若者なのか、などなど
曲の音楽性やメッセージが響きそうな人を考えると良いと思います。
また、すでにバンドのことを知っている人向けに作るのか、
知らない人向けに作るのか、ということも整理しておくといいと思います。
それにより、何を伝えるか、という点が変わってくると思います。
「誰に向けて」という部分を考えた後は、
その人たちに映像を通してどんなことを伝えたいのか、どんな気持ちになって欲しいのかを考えます。
例えば、
バンドのことを知らない人に興味を持ってもらう、面白そうと思ってもらうにはどうすれば良いか
を考えます。
バンドとしての想いを込める方法もあると思います。
この目的の整理により、例えば、
- 就職で疲れている若い人や、受験で不安になっている高校生向けに、「自分らしくいてほしい」ことを伝える映像を作る
- 昔のハードロックが好きだった人たちに、かつての気持ちを思い出してもらえるような世界感を伝える
- 恋愛が苦手な人向けに、うまく勇気を出せない恋愛あるあるシーンを曲に乗せて伝える
- テクニカルな音楽が好きな人向けに、各楽器の超絶技巧を生々しく見せる
とか、いろいろな目的が浮かぶと思います。
曲の構成ごとにシーンを決める
目的を決めた後は、曲の構成ごとに、どんなシーンを作るかを整理します。
私の場合は、イントロ、Aメロ、Bメロ、サビなどに構成を分けつつ、
それぞれどんなイメージが浮かんでいるかを複数の写真やイラストでまとめます。
また、写真やイラストだけでは伝えられないシーンのメッセージや、雰囲気を文章で書いておきます。

シーンごとに撮影スケジュールを決める
曲の構成ごとのシーンがある程度固まったら、「フリー素材の映像を集めればいいシーン」なのか、「実際に撮影が必要となるシーン」なのかを整理します。
例えば、ギターをかき鳴らすシーンや、1人で歌うようなシーンは、撮影が必要になります。
このシーンを撮るには、どんなスタジオで撮るべきか、いつまでに撮るべきかを整理します。
もし、MVの製作会社の方と協力する場合は、
どんなスタジオで撮るべきかは相談することもおすすめします。撮影・編集する人の視点も取り入れることで、スケジュールも具体的なものになります。
以上、MV製作の企画について、実践してきた内容を共有しました。
他にもいろんなやり方があると思います。
こんな工夫をした、こんな苦労があったなどのエピソードを共有できると嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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